どーもKAZUです!
Amazonって「ブランド」が軽視されがちなプラットフォームですが、実は「ブランド登録」という制度があるのをご存知ですか?
この「ブランド登録」は、数年前は簡単にできたのですが、最近は少し難しくなってきているんです。そこでこの記事では、ブランド登録の「条件」と「メリット」についてお伝えしていきたいと思います!
目次
Amazonブランド登録の条件
まずは、Amazonブランド登録を行うための条件を確認していきましょう!と言っても、条件が1つあるだけなんです。誰でもできることなので、サクッとやっちゃいましょうね(笑)
商標の取得
条件はたったこれだけなんです。ブランド登録したい、ブランド名で商標登録がされていれば、ほとんどの場合は審査を通過できます。35類でも実際の商品区分でもどちらでもOKです!
ブランド登録をした後は、Amazonに提出した商標の区分とは、関係ない区分の商品をブランドに含めることも可能です。
あと実は「独占販売契約書」という書類が必要なのですが、こちらはWEBでテンプレを作って、サクッとつくっちゃいましょう!
Amazonブランド登録を行うメリット
ブランド登録を行うことで様々なメリットが生まれますので確認していきましょう!
商品カタログの編集権限の固定
ブランド登録は「出品者」に対して紐づけが行われます。「この出品者がこのブランドの所有者だ」という感じで、出品者とブランドに対してGCIDと呼ばれるコードが発行されます。
通常のカタログであれば、どんな出品者でも編集が可能ですが、GCIDの紐づいているカタログはブランド登録をした出品者しか編集することができません。つまりあなた以外はカタログを編集することができなくなるので、カタログの防御に役立ちます!
ストアフロント構築
「ストアフロント」って何それ美味しいの?って感じですが、Amazonには一応ブランドストアを構築できる機能があるんですよ(笑)↓みたいなページをどの出品者でも作れる機能があるんですよね。
Amazonの商品カタログ内で、ブランド名の部分をクリックすると、ストアフロントページに飛ぶようになっています。これはブランド名というくくりではなく、あくまで「ストア」になりますので、あなたの取り扱い商品の中の同ブランドをお客様に訴求することができます。他出品者が出品している同ブランドは含まれませんので、囲い込みに最適ですね!
ディスプレイ広告の使用
一般セラーにはあまり馴染みのないディスプレイ広告ですが、下の画像のような広告を使用することが可能になります。ディスプレイ広告ではあるのですが、どんな人にでも表示するわけではなく、キーワードで入札するタイプのCPC広告になりますので、しっかりと見込み客に訴求ができます。
ディスプレイ広告は、昔はコスパ悪かったのですが、スポンサープロダクトの入札価格が高騰してきた今では、かなりコスパの良い広告になっています。ブランド登録が条件なので、入札できる絶対数が少ないためです。バナーの出来によってかなり効果が変わってしまう傾向にあるので、あなたの実力が問われるところかもしれません。
そしてディスプレイ広告では、もう一つ特典がついてきます。実はキーワードの検索ボリュームがある程度わかっちゃうんですよね。うん、これは大きい。詳しくは↓の記事で!
JANコード無しで新規カタログが作れる
メリットと言えるかどうか微妙なところですが、JANコード無しでカタログを作成することができるようになります。
相乗りの排除効果
ブランド登録をしている店舗は、商標権の所有を証明しているので、相乗りの排除がスムーズにいきます。もしあなたの商品が相乗りに苦しんでいるのであれば、今すぐ申請しましょう。
まとめ
Amazonブランド登録をすると、色んな方面で少しだけ特別扱いをしてくれるようになります。あなたがAmazonと末永く付き合っていきたいのであれば、ブランド登録をしておくことをオススメします。ただ、カタログの編集権限が移行しなくなるということは、一度アカBANになって新しいアカウントを作る時には、自由に編集することが出来なくなるということでもあります。ここは少し諸刃の剣感がありますね。それでも色んなメリットがあるので、やっておくことをオススメします。
ブランド登録の申請方法は、テクニカルサポートに聞けばスムーズに教えてもらえるので、「商標」と「独占販売契約書」を用意して、申請にトライしてみましょう。KAZUがやったときと変わっていなければ、1週間ほどでGCIDが付与されるはずです!