今回の記事では、これから中国輸入を始める方のために小口出品・大口出品について書いていきたいと思います。
初心者の方はどちらがいいのかわからずに「月額登録料がかかるから最初は小口でいいか」などと安易に決めてしまうかもしれません。
しかし、以下のように他にもたくさんのちがいがありますので今回は小口出品・大口出品の違いをまとめていきます。
Amazon内にある小口・大口出品の表です。
大口出品 | 小口出品 | |
月額料 | 4900円 | 無料 |
カテゴリ成約料 | 無料 | 100円(致命的) |
出品レポート | 使用可 | 不可(致命的) |
新規出品 | 可 | 不可(致命的) |
ユーザビリティ | 良 | 悪 |
カート | 取得可 | 不可(致命的) |
目次
1、月額登録料、基本成約料の違い
まず初心者の方が1番気にするところだと思います。
小口は月額登録料は無用、大口は月額登録料が4900円かかります。
ただ、小口の場合基本成約料が、商品が1点売れるごとに100円がかかります。
月に50商品(50個)以上売れるのであれば大口出品の方がお得ということになります。
初心者の中には固定費がかかるというだけで大口出品を躊躇する方もいます。
片手間でお小遣い程度になればいいやという方は別ですが、本気で稼ぎたいなら大口出品でなければいけません。
2、新規出品ができるかどうか
これは小口出品・大口出品の大きな違いです。
小口出品はAmazon上にない商品のカタログデータ登録することができません。
Amazon上で販売されている商品、または商品のカタログがすでにある商品しか取り扱いができないのです。
もちろんOEM商品の販売はできませんし、仮にどこかで商品を安く仕入れができたとしてもその商品カタログがAmazon上になければ販売ができません。
今現在、Amazonの相乗り出品で大きく稼げる金額はたかが知れています。
大きく稼ぎたいのであれば大口出品での登録をするべきです。
3、小口出品はレポートやツールが使えない
小口出品は一括出品ツールが使えないというデメリットがあります。
それ以上に大きなデメリットとしては各種ビジネスレポートが使えないということです。
初心者の方はぴんと来ないかもしれません。
上の表では「注文管理レポート」とあります。
Amazonを使う上でのメリットとして充実したビジネスレポートがあります。
例えば商品ごとの売り上げ数、価格、アクセス数、セッション、ユニットセッションなど細かいデータの推移をみて
非常に深い分析を行うことができます。
特にOEM商品を扱う上では重要で商品の売れ行きや商品をリサーチするときに活用できるものでもあります。
4、購入者に対しての幅広いサービス
支払い方法の違い
大口・小口ともに選択できる決済方法
・クレジットカード
・Amazonギフト券
・Amazonショッピングカード
大口でのみ選択できる決済方法
・コンビニ決済
・代金引換
・Edy払い
送料設定の有無
小口出品の場合、送料は商品カテゴリーごとに固定になっています。
国内であれば購入者がどこに住んでいても一切変更できません。
また、同じ購入者が複数商品を購入したとしても商品ごとに送料が発生します。
大口出品の場合は配送先ごとに細かく送料を設定でき、また販売個数に応じて送料を自動変更できます。
上記のように大口・小口では購入者が選択できる支払い方法の幅、配送料金が違います。
購入者のニーズに応え、販売機会を逃さないためにも大口出品がおススメです。
5、ショッピングカートへの表示権限の有無
ショッピングカートに表示されるかどうかも大口と小口の大きな違いです。
ショッピングカートに表示されれば自分の商品が、商品カタログにある「カートに入れる」というボタンから購入してもらえます。
ショッピングカートを獲得するためには条件がありますが、獲得できれば他の出品車を大きくリードすることができます。
自分の商品がOEM商品であればもちろんあなたがショッピングカートを獲得することになります。
しかし小口出品の場合ではその権利さえ与えられず出品者一覧の中から購入してもらうことになります。
カートの有無は非常に重要です。
どちらが有利なのかは言わずともわかるかと思います。
まとめ
この記事では小口出品・大口出品の違いを説明していきました。
売れる商品を見つけ、正しい売り方さえ実践できれば月に50商品(個)というのは、はっきり言って余裕です。
月額料に躊躇するところではありませんし、小口出品でレポート(ビジレポ)、ツールが使えないというのも大きなハンデになります。
小口・大口で違いはありますが、KAZUが間違いなく言えることは、Amazonで大きく稼ぎたいなら大口出品しかありえないということです。
ただし、売れる商品も見つけられず、正しい売り方も実践できないのであれば50商品というのは高いハードルになります。
そのハードルを無くすには正しいノウハウを学ぶことが重要です。
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