どーもKAZUです!
今日は出品者を悩ます「商品画像」を自分で作ってしまおうということで、オススメのソフトとAmazonで使える基礎テクニックを紹介していきます。
しかし、画像編集の世界に足を踏み入れる前に一つだけ注意しておきたいことがあります。画像編集は基本的に「格ゲー」と同じような感じです。できる人はどのソフトでもできるし、なれるまでにはある程度時間がかかります。学ぶなら「しっかり学ぶ」必要がありますので、そこだけ注意しておきましょう。
KAZUとしてはプロに依頼するのがオススメですが、一度ある程度触れるようになっておけば一生もののスキルなので、暇な時間に学んでみるのもアリですね!
目次
使用ソフト(有料版)
KAZUとしては、有料版のソフトを使用することをお勧めします。理由としては、やはり性能がよく、自由度の高い編集ができるようになります。また、ほとんどのデザイナーや、中国の工場などでもアドビ社の拡張子のデータがやりとりされることになりますので、円滑に交渉を進める上でもおすすめです。
Photoshop(フォトショップ)
http://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html
2,180円/月
有料版で代表的なソフトと言えばPhotoshopです。
主に写真を編集するソフトとなりますが、基本的になんでもできます。一通り慣れるまでに3か月くらいはかかりますが、フォトショップが使えるようになれば、ほかのどんなソフトにも数分で対応できるようになるでしょう。KAZUも使ってます。
illustrator(イラストレーター)
http://www.adobe.com/jp/products/illustrator.html
2,180円/月
illustratorは文字通りイラストがメインとなります。
ロゴ制作や文字の編集がPhotoshopより簡単にできます。
また、Photoshopでもロゴ制作は可能ですが、制作した物よりサイズを拡大すると、画質が悪くなる傾向があります。その反面、illustratorはサイズ関係なく高画質で使えるのでロゴ制作はillustratorがオススメです。
使用ソフト(無料版)
無料版のソフトもかなり高性能に使うことができます。しかし一般的なデザイナーとのやりとりには難儀することかと思います。「GIMP」が一番使いやすいのでオススメです。
GIMP(ギンプ)
高価な有償グラフィックソフトにも引けをとらない多機能性が魅力となっている。フリーソフトの中で非常に優れた画像編集ソフトです。注意点は、画像制作を外注に出している場合、デザイナーの仕様ソフトはPhotoshopが基本です。編集データーが欲しい場合、拡張子が異なるのでGIMPで表示する事ができません。
フリーソフトにもかかわらず、明るさ/コントラスト調整、ガンマ補正、フェードイン/フェードアウト、セピア、モノクロ、モザイクなどの補正・効果を画像に施すことができます。もちろん画像の回転、リサイズ、切り抜きにも対応し、アンドゥ(元に戻す)は16回まで可能です。
Photoshop簡単テクニック
今回は、KAZUの使っている「Photoshop」で基本的なテクニックをお伝えします。これだけ覚えておけばとりあえず画像は作れるようになります。
- 白抜き加工
- 影
- 文字
- レタッチ
白抜き加工
今回はこのハンドスピナーを白抜きしていきます!
1:Photoshopの画面
白抜きをしたい画像をPhotoshopにドラッグ&ドロップでインポートします。
2:ハンドスピナーの画像を持ってきました。
手が邪魔になるので、白抜きをします。
白抜きする際に使うツールが【ペンツール】です。
このツールを使って、ハンドスピナーの周りを囲っていきます。
ペンツールで丁寧に囲っていきます。
ペンツールでハンドスピナーの周りを全て囲いました。この状態は【ペンツールで囲った内側を編集する事が可能】となるので、Deleteキーを押すとハンドスピナーが削除されます。
これでは手が残ってしまうので、【ペンツールで囲った外側を編集する事が可能】にする必要があります。Ctrl+Shift+Iで反転すれば可能になります。
白抜き完了。
Ctrl+Shift+Sを押し、ファイル形式をPSDファイルとjpgで保存しましょう。
影を付けてみる
では、さっき白抜き完了したハンドスピナーに影を追加してみましょう。先ほど保存したPSDファイルを開いてください。
レイヤーをダブルクリックすると、レイヤースタイルが出てきます。
レイヤースタイルの中に
- ベベルとエンボス
- 境界線
- シャドウ
などいくつか、チェックボックスがあるのを確認できますね。
その中の【ドロップシャドウ】にチェックを入れると影が出来ます。
影が追加されたのがわかりますね!影の強さや・角度・ボカシの強さなど様々な調整が可能です。
文字入れ
次は文字入れをします。
文字入れの悪い例
極端ですが悪い例です。
悪い点を上げて行きましょう
- 文字間隔に違和感
- メリハリがない
- 読みにくい
文字入れはバランスが重要になります。読みやすさを失ってはいけませんが、素人臭すぎるのも問題なので、ただ文字を書くだけではなく「いい感じ」に調整する必要があります。
文字入れの良い例
パッと見て、どっちが見やすいかわかりますね。
- 詰めれる文字間隔は詰める
- 強弱をつける
基本的にこの2点をしっかりすれば、読みやすくなります。
色の変更
複数バリエーションがあった場合、同じ写真から色だけを変更する方法です
例としてiPhone5Cのブルーを使います
このiPhone5Cブルーをピンク色に変更します。
色調補正をクリック→色相のバーを調整すると色の変更が可能となります。
色変更を覚えることで、バリエーション画像にも統一感を与えることができます。
レタッチ
最後に、レタッチの方法です
傷がある商品や、撮影方法によっては写って欲しくない所が写っていたりしますよね。アリババの「中国語文字」を消したりするのにも使えます。
では、例のハンドスピナーを使いましょう。ベアリングの所に文字があるのでそこを消します。
Photoshopで「パッチツール」を使って不要な部分を消していきます。
パッチツールを使って、Sを囲いました
囲った中をクリックしながら矢印方向の黒い部分まで移動させます。そうすると、下記画像のように文字がなくなります。
若干違和感が残っているので、この後馴染ませる作業が必要になりますが、今回は割愛します。
まとめ
画像編集は「慣れ」がすべてになりますので、基本的に外注化することをオススメしますが、ブログなどでも役に立つので学んでおいて損をするものではありません。
まずはフォトショップを導入して、基礎テクニックから学んでいきましょう。※スペックの低いPCだと激重になる可能性大です(笑)