どーもKAZUです!
今回の記事では、初心者が見落としがちですが中国輸入で最も重要な「在庫回転率」についてお伝えしていきたいと思います!
「月商」「月利」「利益率」などの分かりやすい指標は、あなたも把握していると思います。これらも重要な指標ですし、分かりやすくモチベーションアップにつながるので今後も把握に努めましょう。
しかし、KAZUはよくこんな質問をいただきます。
「KAZUさん、月利はそれなり出てるんですが、現金が残らないんですよね(・_・;)」
この記事を見ているあなたも、もしかしたら同じ悩みを抱えていませんか?今日の記事をしっかり理解して、「キャッシュが残る贅沢な物販」をできるようになってくださいね!
目次
在庫回転率ってそもそも何??
在庫回転率とは、その名の通り「在庫がどのくらい回転しているか=資産の流動性」を表す指標です。
(在庫回転率)=(一定期間の販売数)÷(一定期間の平均在庫数)
KAZUの場合は上記のようにPCSベースで在庫回転率を計算しています。(財務諸表は金額ベースで計算)分かりやすいのでPCSベースでやってますね(笑)
平均在庫1000個、1か月の販売数500個なら、
500÷1000=0.5/月
在庫回転率が0.5の場合は2か月あれば1回転しますね!平均在庫数は1か月あたりの発注数で計算するといいかなと思います。
物販でのお金の増え方
物販でのお金を増え方は次の式で算出することができます。
資金(在庫)×ROI×在庫回転率
どれだけの「資金」をどれだけの「効率」でどれだけ「回転」させられるか、という式ですね!
これらは全部掛算なので、どれが欠けてもお金は増えなくなってしまいますね!
在庫回転率と口座残高
在庫回転率が高ければ高いほど、口座残高が増えるのは早くなります。在庫回転率が低い場合は、売上が増えれば増えるほど、現金が在庫に代わって「利益はでてるけど、現金が残らない」という状態になってしまいがちです。
在庫回転率は高ければ高いほどいいのか?
ここまで読んでくれたあなたは「在庫回転率の重要性」を実感して頂いていると思います。では「在庫回転率」は高ければ高いほど良いのでしょうか?
実は、在庫回転率は「高い」「低い」で優位性が決まるわけではないんですよね。
月1000個売れてて、500個しか仕入れなかったら、在庫回転率は2になります。
一方で、2000個仕入れていたら、在庫回転率は0.5になります。
ここで、色んな見方ができますよね。
正の見方をすれば「在庫回転率2で回せるシステムを構築できてるのがすごい」とか「2000個仕入れられるのは売れる確約=自信があるからだ」とか。
負の見方をすれば「500個しか仕入られないような先行き不透明な状態」とも見ることができますよね。
在庫回転率は高いから良い、低いから悪いとかではないわけです。
自分でコントロールすることが重要
在庫回転率は「自分でコントロールできる」ことに価値があります。高くても低くても「予想通り」になっていることが良し悪しの指標です。
想定よりも売れすぎて在庫回転率が高くなりすぎても資金ショートの可能性が出てきてダメだし、売れなくて在庫回転率が低くなるのももちろんダメです。
粗利を高めるためにあえて在庫回転率を低くするのもOKだし、低コストで売上を拡大するために在庫回転率を高くするのもOKです。
在庫回転率が「予想通り」になることによって、現金はブクブクと太っていくことになります!
シェアと在庫回転率
ではどうすれば、在庫回転率は「予想通り」に操ることができるのか?
答えは単純ですが、「シェアを握る」ことです。意図的に安定して売れる状態を作ることです。あなたが市場のトップシェアを取ることができれば、在庫回転率は思いのままに操作することが可能です。
つまり、シェアこそが中国輸入の生命線であり、安定してお金を増やすための命綱なのです。「シェアの固さ=在庫回転率の安定性」であることを理解しておきましょう!
中国輸入と在庫回転率
ここまで在庫回転率の基礎を学んできましたが、中国輸入においてはどのくらいが適正なのか?はたして自分の在庫回転率は妥当なのか?というところに踏み込んでいきたいと思います!
FBA在庫の在庫日数を確認
在庫タブ>在庫健全化ツールであなたの在庫状況を確認することができます。
在庫健全化ツールの中では、あなたの商品たちの「在庫日数」や「余剰在庫」などが確認できます。
特に「在庫日数」には在庫回転率が表示されていますので、確認しておきましょう。
うちのアカウントでは、在庫日数=14、1年間の回転率26.1、1か月の回転率2.1(算出)となっていますね!
適正な在庫日数や在庫回転率はどのくらい?
では適正な在庫数や在庫回転率はどのくらいなのかを見ていきましょう。ただ、持っているすべての在庫を全部FBAに入れると、倉庫代が高くついて勿体ないですよね?普通はFBAと自社倉庫に分けて在庫を持ちますので、FBA倉庫の中と、FBA+自社倉庫を分けて考えていきます。
FBA倉庫にはどのくらい在庫を補充しするべきか?
FBA倉庫の倉庫代って結構高くつきますので、FBAには最低限の在庫を入れておきたいところですが、それだと月に何度も何度も発送作業が発生して面倒くさいですよね。バランスが重要なのですが、なんだかんだKAZUの中では10~14日分くらいで落ち着いています。月の在庫回転率は2~2.5くらいですね!
FBA+自社倉庫でどのくらい在庫を持つべきか?
こちらもバランスが重要なのですが、うちの場合は船便を使っていたり、製造納期の長い商品をやったりしてるので、発注中まで含めて平均3~4か月分の在庫を持っていますね。
コンサル生の場合だと、発注中まで含めて2~3か月分くらいの在庫を持っています。月の在庫回転率は0.5~0.3くらいですね!
どうすれば在庫回転率を安定させられるのか?
在庫回転率が安定すれば、物販でも確実にキャッシュを増やし続けていけることが理解できたと思います。また、シェアを握ることによって、在庫回転率が安定するということもお判りいただけましたよね?
ではどうやったら、自由自在にシェアを確立し、安定して物販を行うことができるのか?答えはKAZUのメルマガの中に隠されていますので、ページ下部から登録しておきましょう!
ではでは!