仕入価格計算・利益計算

世界一わかりやすい損益計算書(PL)の読み方

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どーもKAZUです!

今日は「会社経営」をしていく上で、切っても切れない「数字」の読み方についてお伝えしていきたいと思います!この記事だけ読んでおけば、損益計算書の読み方が分かるようになり、自社がどういう状況なのか、他社のどこが優れているのか、などが分かるようになります。

「粗利に対して営業利益が低いんだよね~」

など言われても「??」となってしまう方は、今日損益計算書に読み方をサクッとマスターしちゃいましょう。重要な項目だけ分かりやすく説明します!

損益計算書とはなにか?

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損益計算書とは、企業が決算の際に提出する書類の一つで、会社の儲けや状態を表す重要な計算書のことです。基本的に対外的な信用は、損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)という二つの書類により決定されますので、そのうちの一つである「損益計算書」の読み方は、企業経営者なら知っておきたいところです。

上記のわかりにく~~~い表は、下記のような図の関係性で成り立っています!

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売上高

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まずは、企業の「規模感」を示す売上高です。一年間で「いくら売れたか」という指標で、いわゆる年商ってやつです。

年商はあくまで会社の規模感であり、儲けや凄さを示す指標ではないと認識してください。年商に対して利益が少なすぎたり、借入金が多すぎたりすると「ヤバい企業」と判断されたりします。

売上高は「売上総利益」と「売上原価」の二つから構成されています。

売上高=売上総利益+売上原価

売上原価

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売上原価は、いわゆる「原価」であり、商品を製造したり仕入れたりするときにかかる原価のことを指します。人件費や家賃などは含まず、単純に「商品」の原価のことです。

売上原価を売上高で割ると、「原価率」を算出することができます。これは利益率の裏返しの数字であり、低ければ低いほど優秀です。

売上総利益(粗利)

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売上総利益は、一般的に「粗利」と呼ばれます。売上高から「売上原価」を引いたものが売上総利益になります。

売上総利益を売上高で割ると、売上高総利益率という「企業の市場における競争力=付加価値」を示す数字になります。一般的に「利益率」と呼ばれますね。

売上総利益(粗利)が高いことは、とても良いことであり、企業経営において最も重要なポイントです。ただし、人件費等は含まれてないので、あくまで「見かけの利益」と表現するのが一般的です。

営業利益

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よく「営業利益」という言葉を耳にしますよね、この「営業利益」こそが損益計算書を見る上で最も重要な数字になります。商売での儲けを指し、よく「実質的な会社の稼ぎ」と称されます。

営業利益とは?

営業利益=(売上総利益=粗利)-(販売費及び一般管理費)

簡単に言うと、粗利から、粗利を稼ぐのにかかった費用を引いて、実質的な儲けを算出しているのです。

販売費及び一般管理費(販管費)

「販売費」及び「一般管理費」は、一般的に「販管費(はんかんひ)」と呼ばれます。

販売費(変動経費)の勘定項目

販売費とは「販売にかかる変動経費」のことで、手数料や広告費などのことを指します。販売費は、どのくらい自社以外のチカラを借りて販売しているか?という意味を持ちます。一般的に「経費」と呼ばれたりするのはこの販売費のことです。

  • 販売手数料
  • 運搬費
  • 広告宣伝費
  • 保管費
  • 納入試験費
  • 販売部門の人員の給料・賞与
  • 旅費交通費
  • 通信費
  • 交際費

一般管理費(固定費)の勘定項目

一般管理費は一般的に「固定費」と呼ばれます。家賃や人件費、その周辺費用のことです。会社を運営するのにどのくらいのお金がかかるのか?というのが一般管理費=固定費の持つ意味です。一般的に売上に対して、固定費の割合が高いほど会社はつぶれやすいです。

  • 役員報酬
  • 使用人給与
  • 光熱費
  • 消耗品費
  • 租税公課
  • 減価償却費
  • 修繕費
  • 保険料
  • 不動産賃貸料

要するに、営業利益とは、粗利から固定費と変動費(経費)を抜いた数字になります。営業利益がマイナスの数字になる場合は、「営業損失」と呼びます。

営業利益とは「会社の実質的な稼ぎ」を示す数字ですが、営業利益率が高い=優秀な会社、営業利益率が低い=ダメな会社とも言い切れません。

なぜなら、優秀な成長企業の多くは「膨大な先行投資」を行っている場合がほとんどです。成長企業の場合「営業利益=浮いたお金」でさらなる成長戦略を取るのは当然ですよね。amazonなどは超儲かってますが、超攻めているので「営業利益低い=いい会社」の例に当てはまります。

営業利益が多い
→超良い会社(王者) or 投資が下手(ビビり)

営業利益が少ない
→競争力がない(薄利) or 攻めてる(成長企業)

重要なのは、一切新たなお金を使わず(投資をせず)、現状維持をしていれば「営業利益」がどのくらい残っているのか?をしっかりと読むことが重要です。それが、企業本来の収益力ということになります。

「営業利益の大小」「営業利益の質」両方で企業の良し悪しを見極めましょう。

限界利益

限界利益=粗利-販売費(変動費)

営業利益と同じくらい重要な指標として、限界利益というものがあります。固定費を含まない場合、どのくらい儲けているのか?という数字になります。

営業利益が「商売での実質的な稼ぎ」を示すのに対して、限界利益は粗利から広告費や販売手数料などを引いた「取引での利益」という感じですね。

一般的に「限界利益=収益力」をもとに、人件費にいくらかけていい、家賃はこれぐらいでも大丈夫、と固定費を決めていきます。

経常利益・税引前利益・純利益

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そろそろ眠たくなってきたと思いますが、もう少し頑張っていきましょう。ここまで把握することができれば、損益計算書の読み方の入門コースはマスターしたと思って大丈夫です。

経常利益

経常損益=営業利益+営業外収益-営業外費用

経常利益は、商売以外の損益も含めた利益になります。営業利益と経常利益は母音が同じで聞き分けづらいので、経常利益は「ケイツネ」と呼ばれたりします。

営業利益から、本業の商売以外での利益や損失を引いたものが、経常利益として計上されます。

代表的な例として、借入金の利息などは営業利益には反映されず、経常利益に反映されます。他にも投資先からの配当金、雑収入なども経常利益の勘定項目の一つです。

大きい会社は、営業利益と経常利益に大きく差がある場合がありますので、経常利益の方を見るといいでしょう。

税引前利益

税引前当期純利益=経常利益+特別利益-特別損失

税引前利益は「税引前当期純利益」とも言われ、「結局今年いくら利益出たの?」という最終の数字となります。税引前利益に対して、法人税が課税されることになりますね。

税引前利益は、経常利益に含まれなかった「突発的・偶発的」な損益を含めた利益になります。

例えば、資産(不動産や車など)の売却であったり、株式のキャピタルゲイン(売買差益)、などの損益を含めます。

純利益

純利益=税引前当期純利益-各種税金

純利益は税引前利益から、実際に税金を払ったあとに残る利益を示します。最終的な儲けですね。純利益を貯めこんだ企業の貯蓄を内部留保と言います。

売上高に対する各種利益率の指標

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上記では損益計算書の中で重要な項目について、説明してきました。

各業界での営業利益率の平均値を見ていきましょう!

業界 営業利益率
学術研究技術業 15.2%
不動産業 12.5%
飲食サービス業 11.5%
医療保険衛星 10.4%
生活関連サービス業 9.3%
複合サービス事業 8.9%
情報通信業 8.6%
社会福祉介護 8.1%
その他サービス業 7.4%
物品賃貸業 6.6%
鉱業採石業 6.4%
小売業 6.4%
宿泊業 5.9%
教育学習支援業 5.7%
農林漁業 5.3%
運輸業 5.1%
娯楽業 4.7%
製造業 4.4%
建設業 4.0%
卸売業 2.8%

これは大きい企業や赤字も含めての全国平均値になりますので、実際は小さい企業であればこの3倍は欲しいところですね!

続いて売上高に対して、「純利益率」「税引前利益率」は何%くらいが適切なのかを見ていきましょう!(データ引用元が上記と違うので、分け方が違い申し訳ございません)

業界名 純利益率 税引前利益率
1 ソフトウェア 19.7% 35.82%
2 銀行 17.2% 31.27%
KAZU 13.4% 24.29%
3 消費者金融 13.0% 23.64%
4 モバイル 11.5% 20.91%
5 証券 11.2% 20.36%
6 インターネット 11.0% 20.00%
7 金融 10.5% 19.09%
8 製薬 8.8% 16.00%
9 コンサルティング 8.3% 15.09%
10 携帯電話 8.2% 14.91%
11 電子部品 8.0% 14.55%
12 鉄道 7.9% 14.36%
13 損害保険 7.7% 14.00%
14 映画 7.6% 13.82%
15 不動産 7.4% 13.45%
16 通信 7.3% 13.27%
17 警備 7.3% 13.27%
18 医療機器 7.2% 13.09%
19 工作機械 7.2% 13.09%
20 リース 7.2% 13.09%
21 情報・通信 7.1% 12.91%
22 クレジットカード 7.0% 12.73%
23 ホテル 7.0% 12.73%
24 スポーツ用品 7.0% 12.73%
25 駐車場 6.9% 12.55%
26 精密機器 6.6% 12.00%
27 ゴルフ場 6.6% 12.00%
28 旅行 6.5% 11.82%
29 ゴム・タイヤ 6.1% 11.09%
30 葬儀 6.1% 11.09%
31 中古車 6.0% 10.91%
32 6.0% 10.91%
33 レジャー施設 6.0% 10.91%
34 パチンコ(製造) 6.0% 10.91%
35 インテリア 6.0% 10.91%
36 トイレタリー 6.0% 10.91%
37 化粧品 5.8% 10.55%
38 ガス 5.8% 10.55%
39 自動車 5.7% 10.36%
40 土石製品 5.6% 10.18%
41 時計 5.6% 10.18%
42 スポーツクラブ 5.2% 9.45%
43 テレビ 5.2% 9.45%
44 建設機械 5.2% 9.45%
45 土木 5.0% 9.09%
46 航空 4.9% 8.91%
47 食品 4.9% 8.91%
48 化学 4.4% 8.00%
49 菓子 4.4% 8.00%
50 機械 4.4% 8.00%

KAZUの場合だと3位にランクインすることができました。KAZUの会社は税引前利益率で24.29%になります。KAZUの役員報酬や、経費、税金対策などを引いた後に、純粋に会社に残っているお金のことです。(本業=物販の粗利率とはかなり異なります)

しかし、儲けたお金のうち40数%が税金で散っていくと考えると辛いものがありますね、、、(笑)

まとめ

今日は損益計算書の中で、本当に重要な項目に絞ってお伝えしてきました。

  • 売上高
  • 売上高総利益(粗利)
  • 売上原価
  • 営業利益
  • 限界利益
  • 経常利益
  • 税引前当期純利益
  • 純利益

損益計算書を読む時は、上記の数字に注目して、会社の状態を図ります。その後、各勘定項目に目を落とし、なぜそのような数字になっているのかを確認しましょう。

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